リウマチ・膠原病外来のご案内 | |
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【当院のリウマチ・膠原病外来について】 |
当院では専門外来の1つとして、「リウマチ・膠原病外来」を開設し、整形外科とリウマチ・膠原病科の両面から、“関節リウマチ・膠原病性疾患”に対する総合的、かつ最先端の医療を提供しております。
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【当外来の目的と特徴】 |
関節リウマチ・膠原病性疾患においては、整形外科とリウマチ科の両科がタイアップして治療を行なうことで、より良い治療効果が期待できるケースが数多くみられます。 当院では、 「関節リウマチ・膠原病性疾患でお悩みの患者様に対し、整形外科とリウマチ・膠原病科の両科による総合的かつ効率的な診断と治療を提供すること」 を目的として、「リウマチ・膠原病外来」を設立しました。 本外来では、リウマチ膠原病科担当内科医と整形外科担当医の2人の「リウマチ専門医」がそれぞれの分野の専門性を生かし、一人ひとりの患者様を総合的に診察して行く診療体制を整えております。 これにより複数の科を個別に受診するといった患者さまの負担を軽減させることが出来るので、効率的な治療がお受けになれます。 さらに、聖マリアンナ医科大学リウマチ・膠原病・アレルギー内科との綿密な病診連携により、患者様の急変時の迅速な対応が可能ですので、安心した治療がお受けになれます。また病院レベルで行っている最先端の治療を地域の皆様にご提供できるといった特徴があります。 |
【当外来からのお知らせ】 |
当院は2006年12月に厚生労働省(社会保険庁)より外来化学療法が行える施設として認定を受け、2003年に初めて認可された生物学的製剤であるレミケードによる治療を開始しました。その後、2005年にエンブレル、2008年にはヒュミラといった新たな生物学的製剤が次々と認可され、関節リウマチに対する治療の選択肢が広がりました。 生物学的製剤という治療薬は、関節リウマチの診断を受けていて、メトトレキサート(リウマトレックス)などの従来の抗リウマチ薬では充分な治療効果が得られない場合、また痛みが治まらない場合に使用を検討します。現在、当院では先に述べた3種類の生物学的製剤以外にも近年開発された様々な生物学的製剤を使用しておりますが、それぞれの薬剤の使い分けについては患者様の病態やライフスタイルなどを考慮した上で、より患者様に適した薬剤を選択するようにしております。 |
【リウマチ・膠原病外来の日程、受診方法について】 |
リウマチ・膠原病外来は「毎週水曜日」に行っています。初診は随時受け付けております。紹介状も必要ありませんので、お気軽にご受診下さい。 |
混み具合によりましてはご予約の患者様を優先とさせて頂きますので、ご来院の際は、あらかじめ電話かメールで、受診の旨をお伝え頂ければ幸いです。お問い合わせはこちらへ
※予約なしで直接ご来院頂いた場合でも勿論ご受診頂けますので、どうぞお気軽にご来院下さい。 |
【当院のリウマチ・膠原病外来における対象疾患】 |
関節リウマチ | シェーグレン症候群 |
全身性エリテマトーデス | リウマチ性多発筋痛症 |
全身性硬化症(強皮症) | 血管炎症候群 |
皮膚筋炎・多発性筋炎 | ベーチェット病 |
混合性結合組織病 | その他のリウマチ膠原病疾患 |
関節リウマチ・膠原病性疾患は、軽快と増悪を繰り返し、長い経過をたどることが少なくありません。過去に上記の様な診断を受けた方は、症状が一時的に軽快している場合でも、定期的に検査をお受けになることをお勧めします。
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【関節リウマチ・膠原病性疾患が疑われる主な症状】 |
下記の症状のうち、いくつか該当するものがある方、また、、血縁者が既に関節リウマチや膠原病を発症している方がいる場合は、一度精密な検査をお受けになることをお勧めします。
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□風邪症状がないのに発熱が続く |
□関節や筋肉が腫れたり痛む |
□朝、手足がこわばって動きが悪い |
□身体がだるく、体重が減少する |
□顔や身体や手足に皮疹が出る |
□寒さで手足が白くなったり冷えたりする |
□口が渇いたり、口内炎を繰り返す |
□目が乾いて目薬を手放せない |
□海水浴や妊娠・出産後に上記の症状が出た |
【関節リウマチ・膠原病について】 |
「リウマチ」や「膠原病(こうげんびょう)」という名称は、非常に広い意味で使われますが、代表疾患として関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、シェーグレン症候群、ベーチェット病などが挙げられます、
いずれの疾患も自己免疫疾患に分類され、外界の敵から身体を守るために働く免疫系が、自らの身体組織を攻撃してしまうことで起こる病気です。 これらの疾患は、関節に病変をともなうことが多く、また全身の諸臓器にも病変が及ぶ場合があり、治療は複数科にまたがることも少なくありません。 特に、関節リウマチでは、関節の機能を守る理学療法や、人工関節による手術療法を行う一方で、進行を抑制するために抗リウマチ剤などの薬物療法を行う必要があり、整形外科とリウマチ・膠原病科との連携が欠かせません。 以前は、治りにくい病気とされていた膠原病疾患ですが、近年、進行を抑制できることが期待される新薬が次々と開発され、実際の治療に高い効果を発揮しています。 当外来では、関節リウマチや膠原病性疾患で悩まれている患者さまに対して、総合的、かつ最先端の治療を提供できるようにスタッフ一同努めて参りたいと思います。 |
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吉野整形外科、リウマチ・膠原病外来は「毎週水曜日」に行っています。 問い合わせ TEL 045-431-0111 |
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